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アイデンティティを盗まれることの危険性とその防止対策

ここでは、アイデンティティがどのように盗まれるか、そしてその犯罪をどのように防止できるかをご説明します。アイデンティティの問題は健康管理と同じで、予防こそがベストの対策です。

アイデンティティ犯罪の起こり方

  • 犯罪者による記録の窃盗や不正アクセスは、職場や学校など自宅以外で発生することがあります。

    犯罪者が意図的・能動的に情報を盗む場合だけでなく、従業員や顧客に関する重要なデータが保存された CD やラップトップを紛失してしまった場合も同様に危険です。こうしたケースが全てアイデンティティの盗用につながるとは限りませんが、その危険性は大いにあると言えるでしょう。
    ヒント: 身元を証明する必要が生じた場合には、公的機関から発行された ID 以外の情報を使えないかどうかを確かめましょう。
  • 犯罪者は郵便物やゴミを詮索して、銀行口座やクレジットカードの明細、光熱費等の請求書、クレジットカードの新規加入申込書、税金に関する情報などを盗むことがあります。
    ヒント: 公的機関が発行した ID や財務情報等を含む書類は必ずシュレッダーにかけて廃棄してください。

    鍵付きの郵便受けを設置しましょう。郵便物は配達後すみやかに回収し、集配時刻の直前に郵便物を出すように心がけてください。

    請求書や明細書はできる限りオンラインで利用しましょう。請求書が一度でも手元に届かなかった場合は、アイデンティティ盗用の始まりかもしれません。請求書の発行・送付の周期を認識しておきましょう。
  • レストランやお店での支払い時にも、犯罪者によってあなたのカード情報がコピーされる危険性があります。この手口では、犯罪者は小さなハンドヘルドデバイスを使ってカードを機械に通し、後でアカウント番号やデータをパソコンにダウンロードします。
    ヒント: 常にご自分のクレジットカードを視界内に入れておきましょう。
  • 犯罪者による PIN の窃盗:銀行やガソリンスタンドでキャッシュカードを使用する様子を、犯罪者は望遠鏡や肩越しに盗み見しているかもしれません。
    ヒント: 片手でキーパッドを隠し、見えないように工夫しましょう。
  • 財布や個人データの窃盗:こうしたアイテムは、あなたご自身が身につけている場合に盗まれるとは限らず、ご自宅や職場から盗まれる可能性もあります。
    ヒント: 余分なクレジットカードや ID 情報は携帯しないようにしましょう。パスポートは絶対に持ち歩かないでください。
  • 犯罪者は正当な会社や公的機関を装い、電話や郵便を通して、あなたの個人情報を入手しようとするかもしれません。
    ヒント: 正当な機関からの問い合わせのように感じられても、先方の電話番号を尋ね、こちらから電話をかけなおすようにします。その前にまず、同機関の公式ウェブサイトでその電話番号が正しいことを確認しましょう。

アイデンティティを盗まれた場合の悪夢

アイデンティティ盗用に関わる問題を解決するには、数年という年月と膨大なコストを要する可能性があります。

  • 犯罪者があなたのクレジットカードの請求先住所を変更してしまった場合、クレジットカードに様々な請求が行われても、請求書や明細はあなたの手元に届かないので、問題に気づくには時間がかかります。
  • 犯罪者はあなたの名義で銀行口座を開設し、その口座から不渡り小切手を出す場合があります。また、銀行口座を開設しなくとも、あなたの名義で小切手を偽造するというケースもあります。
  • 犯罪者はあなたの名義で、小切手、クレジットカード、デビットカードを偽造したり、電子送金を承認して、あなたの銀行口座預金を全額引き出してしまう可能性があります。
  • 犯罪者は、あなたの名義でアイデンティティカードを偽造する場合があります。もし犯罪者が法律に抵触して、偽造した ID カードを提示すると、その後始末をさせられるのはあなたです。

 

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